骨密度対策にレバニラ炒め
ビタミンの一種である「葉酸」が骨粗鬆症に関わることが近年解明されてます。骨粗鬆症は「骨強度」が低下する病気です。骨強度が弱くなることで、転倒骨折をおこし易くなります。
また、糖尿病で血糖値が高い状態が続くと骨質が悪くなることはあまり知られていないことです。糖尿病で骨密度が低い人は葉酸値が低いことが研究から解明されました。葉酸は肝臓のアミノ酸代謝に関わっており、
葉酸が足りないとホモシスティンという物質が発生します。ホモシスティンの血中濃度が高いと骨質を悪くします。過剰なホモシスティンは「動脈硬化」が進んで骨質が悪くなってしまいます。
それを改善・予防するには葉酸を含む緑黄色野菜を食べるように心掛けることが大切です。葉酸が含まれるのは、ホウレンソウ、ブロッコリー、モロヘイヤ、鶏レバーなどで、色々あります。
一品料理としてお勧めはめはレバニラ炒めです。血糖値が高めの人でも、ご飯の量を減らし、レバニラ炒めを肴に酒を飲みすぎるなどをしなければ、血糖値が既に高い人でも大丈夫です。
レバニラ炒めは難しそうと思われる人もいらっしゃいますが、簡単です。
《レバニラ炒め》
【材料】分量:2人分
豚レバー 120g
もやし 150g
ニラ 50g
生姜(千切り) 1/2片
★ 生姜のすりおろし 1/2片
★ 酒 小さじ 1
★醤油 小さじ 1
片栗粉 大さじ 1
ごま油 大さじ 1
鶏ガラスープの素 小さじ 1
醤油 小さじ 1
黒コショウ 適量
【作り方】
〈下準備〉
豚レバーはスライスしてよく洗い、水に入れて冷蔵庫で30分程置いて血抜きをする。
〈工程1〉
レバーの水気をよくきり【★】生姜すりおろし1/2片、酒小さじ1、醤油小さじ1をもみ込み、10分置く。ニラは3cm長さに切る。
〈工程2〉
レバーはキッチンペーパーなどで余分な水分を拭き、片栗粉をまぶす。
〈工程3〉
フライパンを中火で熱してごま油小さじ2を加え、レバーを広げて入れ、焼き色がついいたら裏返す。全体に焼き色がついたら
取り出す。
〈工程4〉
フライパンに残りのごま油を入れ、もやしとにらの太い部分、生姜(千切り)、鶏ガラスープの素を加えて炒める。
火が通ったら、残りのニラ、〈工程3〉の豚レバー、醤油を加えて炒める。黒コショウをふる。
【ポイント】
レバーは余分な水分を除いてから片栗粉をまぶします。重ならないように広げてカリッと焼きます。
2019.6.28 KEN